研究会の講演に出かけました

1月25日 児童精神保健研究会(岐阜県希望ヶ丘学園にて)にて「児童の視覚機能検査と評価、対処について」のタイトルでお話してきました、聴講者は小児神経科の医師、臨床心理士、言語療法士、発達支援機関の専門家、教育委員会の方々でした。学習障害などの発達に視覚機能の問題が関連していないかをチェックする方法を中心に話を進めました。情緒行動、知的能力に捉われ過ぎた今までの評価を視覚といった別の視点も加えることも必要といった提案をしました。また、視機能の発達は体の部位の中で最も遅いにもかかわらず臨界期(視機能の発達過程が終了する時期)が5~9歳と一般的に言われていますことから眼科的な問題はなくてもこれくらいの年齢に視機能検査することは大変重要なことであることも強調しました。

  私にとりましては当日の演題2「自閉症スペクトラム”ありのままの生活”-自分らしく楽しく生きるために」高岡健先生(岐阜大学附属病院医師)の講演に思慮いたしました。